一般セッションの分類およびテーマ

分類番号  分類およびテーマ

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G-1 原動機農用車両(ビークルダイナミックス,走行性等)

G-2 耕うん,整地用機械(土壌の物理性・カ学を含む)

G-3 栽培・管理用機械(施肥・播種,育種・移植,防除,潅漑並びに栽培·管理体系)

G-4 収穫作業機(穀物,青果物収穫)

G-5 穀物のポストハーベストテクノロジ(乾燥・貯蔵調製・加工)

G-6 青果物のポストハーベストテクノロジ(貯蔵, 鮮度保持調製・加工)

G-7 穀物,青果物の輸送・物流および品質評価

G-8 飼料生産・調製用機械,家畜・家禽飼育用機械

G-9 廃棄物処理・利用(糞尿処理,堆肥化,飼料化)

G-10  農業生産環境,生産施設,農業施設

G-11    メカトロニクス(ロボティックス,自動化,自律走行等)

G-12  センシング(センサ開発,計測法,非破壊計測,画像処理等)

G-13 農業労働科学(人間工学,安全性等)

G-14 植物工場,動植物の生育・生体情報および物性

G-15  農業・農作業情報およびシステム(精密農業,GPS, GISを含む)

G-16  エネルギ,バイオマス

G-17  情報通信 コンピュータネットワーク

G-18  コンピュータシミュレーション(アルゴリズムを含む)

G-19  その他

オーガナイズドセッション

O-1:地域生物資源の6次産業化技術/Technology for primary producer’s diversification into processing and distribution (sixth sector industrialization) of regional biological resources

概要:農産物からバイオマスまで,地域の生物資源を活用した6次産業化技術を念頭におきながら,それらの商品化・資源化・起業化につながる独創的かつ持続的な基礎研究・実用技術などを討議する。特に,各地の生物資源にスポットを当てた関連団体との活発な議論も企画する。

オーガナイザー:小出章二(岩手大),村松良樹(東京農大), 北村豊(筑波大) ,西津貴久(岐阜大),井原一高(神戸大),田中宗浩(佐賀大),大橋慎太郎(新潟大)(生物資源部会共催)

O-2:畜産の情報化技術/Informatization in Livestock

概要:畜産業においては給餌・生育環境が収量,品質,収入に関わる重要な要素であり,乳牛,肉牛,肉豚,肉用鶏,採卵鶏等を正確に計測した上で,作業や環境の最適化が求められるのに対し,現状では農業に比べると畜産業の情報化は大きく遅れていると言わざるを得ない。そこで本セッションでは,畜産現場における新規センシング技術,および多入力系のデータ解析による畜産管理のスマート化や品質予測などの取り組みを中心に,既存シーズの畜産展開に関わる提案に至るまで幅広く募集し,議論する。

オーガナイザー:鈴木哲仁(三重大),近藤直(京都大)

O-3:農業用小型ロボットの可能性/Possibility of small agricultural robots

概要:生育モニタリングや草刈りなどに小型ロボットが活用され,従来の農業機械の枠にとらわれない電動化や知能化が試みられている。今後も,小型ロボットの開発は,持続的生産を実現するうえで様々な農作業を対象とした多様な展開が期待される。本セッションでの多くの取り組みを通して,その可能性を追究する。

オーガナイザー:帖佐 直(東京農工大学)・森本英嗣(神戸大学)

O-4:水産業のためのセンシングと情報化/Sensing technology and Informatization for fisheries

概要:持続的な漁業を行うための適切な資源管理,効率的な漁業を行うための漁況予測や魚群推定,生産性が高く環境負荷の小さい養殖生産,安心安全な水産物の提供と高付加価値化などを実現するために,水産業におけるセンシングと情報化技術はますます重要になっている。本OSでは,これらに関わる研究発表を広く募集し,情報交換と討論を行なう。

オーガナイザー:椎木友朗(水産大学校),近藤直(京都大)

O-5:蛍光分光及び蛍光画像の農畜水産物への利用と今後の展望/Fluorescence spectroscopy and imaging on agricultural, livestock and aquacultural products

概要:農業分野において蛍光分析は農産物の品質評価に有用なツールとなってきている。3次元EEMデータの詳細な分析を基本としつつも,単励起波長による簡便な分光分析や,蛍光画像解析による成分分布の取得など,効果的かつ応用的な蛍光分光の利用法について議論を行なう。

オーガナイザー:下保敏和(新潟大),斎藤嘉人(新潟大)

O-6:データ駆動型農業のためのAI・植物センシング技術/AI and Plant Sensing Technologies for Data-driven Agriculture

概要:植物育種の高度化,農業生産の省力化・効率化をはじめ,消費者ニーズにマッチした食料の安定的供給,さらには品質や機能性の向上を目的に,植物形質の環境応答性を植物個体から群落レベルまでマルチスケールで計測・評価・利用するための研究が精力的に行われている。本OSでは,データ駆動型農業の普及によって今後ますます重要性を増すと考えるAIや植物センシング技術に関する話題を幅広く募集し,研究発表の後,情報交換ならびに議論を行う。

オーガナイザー:岡安崇史(九州大学),岡山 毅(茨城大学),福島崇志(三重大学),梅田大樹(日本大学),平良英三(琉球大学)

O-7:農作業の事故実態の解明と安全性・快適性向上への取り組み/Elucidation of accidents in farming work and efforts on safety and comfort

概要:農業農村環境および農業機械利用における農作業事故の低減を図り,安全性・快適性の向上を目的として,事故発生の現状分析と実態解明,諸課題に対応した基礎研究や実用技術,今後の取り組みなどについて,講演と総合的な議論を行います。

オーガナイザー:松井 正実(宇都宮大)

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